佐賀県の豊かな自然を活かし、大空のもと
多彩な自然体験などを楽しむスタイル
「OPEN-AIR 佐賀」の一環として、
地域の歴史や文化、
温泉、グルメなどの
地域資源と結びついた
佐賀コースを体感しよう!
九州自然歩道は、九州を一周する長距離自然歩道です。
自然と親しみ、歴史に触れ、私たちの郷土を再認識しながら心身を育てることを目的としています。
総延長2,932kmのこの歩道は、ゆっくり歩こうという趣旨からカタツムリがシンボルとされ、 “やまびこさん”の愛称で親しまれています。
佐賀県のルートは、西松浦郡有田町(栗ノ木峠:くりのきとうげ)を起点に、三養基郡基山町(基山:きざん)までの125kmを結んでいます。
黒髪山、八幡岳、天山、川上金立、脊振北山の5つの県立自然公園を通るこの歩道では、
自然に染まりながらゆったりのんびりと、散策を楽しむことができます。
- 総距離
- 125km
- 所要時間
- 約43時間
- 区間
- 栗ノ木峠~基山
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行 程:竜門ダム林間駐車場~竜門峡〜見返峠~雄岩展望台~雌岩(折り返し)~竜門ダム林間駐車場
行 程:竜門ダム林間駐車場~竜門峡〜見返峠~雄岩展望台~雌岩~黒髪神社・白山神社~黒髪山山頂/天童岩(折り返し)~竜門ダム林間駐車場
行 程:竜門ダム林間駐車場~竜門峡〜見返峠~雄岩展望台~雌岩~黒髪神社・白山神社~黒髪山山頂/天童岩~後黒髪山~鬼の岩屋~竜門ダム林間駐車場(周遊)
佐賀県武雄市と同県西松浦郡有田町の市町境にある標高516mの黒髪山は、頂上に露出している天童岩、青螺山の南麓との間にそびえ立つ雄岩・雌岩を有し、昭和58(1983)年に「21世紀に残したい日本の自然百選」にも選ばれるなどまさに自然の宝庫。黒髪山系から注ぐ竜門の清水は、昭和60(1985)年に「名水百選」にも選ばれています。黒髪山系の青螺山や牧ノ山の登山口でもある「竜門ダム駐車場」には、町営山の家やキャンプ場があり、ハイキングや渓谷散策の人たちでにぎわっています。昭和12(1937)年に県内で指定された最も古い県立自然公園です。
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行 程:八幡岳キャンプ場駐車場~八幡岳展望台~オオキツネノカミソリの群生地~八幡岳山頂(折り返し)〜八幡岳キャンプ場駐車場
佐賀県唐津市と武雄市・多久市・伊万里市の境界にある標高764mの八幡岳の山名は、一説では鎮西八郎為朝が山頂に八幡岳大菩薩の石祠を祀ったことに由来すると言われています。ハイキングのルートとしては八幡岳キャンプ場駐車場からスタートするパターンがメインルートであり、八幡岳展望台を経由して八幡岳山頂へ登頂する往復コースが人気です!昭和45(1970)年に八幡岳と女山(船山)を合わせた山岳地帯を八幡岳県立自然公園に指定されました。
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行 程:天川駐車場~天山山頂(折り返し)~天川駐車場
行 程:天山上宮駐車場~雨山~天山頂上(折り返し)~天山上宮駐車場
標高1,046m、佐賀県のほぼ中央部にそびえ立ち、山頂の広大な草原にはツゲやツツジ等が群生するなど高山植物も豊富な天山は、山頂からの眺望はまさに天然のパノラマ。南には眼下に広がる佐賀平野の向こうに、有明海、阿蘇山、雲仙岳を見渡せ、北には玄界灘を望むことができます。春から秋にかけてのハイキングは、自然と触れ合う絶好のチャンス。昭和45(1970)年10月1日に佐賀県立自然公園に指定されています。
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行 程:椎原峠西駐車場~鬼ヶ鼻岩(折り返し)~椎原峠西駐車場
行 程:椎原峠西駐車場~鬼ヶ鼻岩~猟師岩山(折り返し)~椎原峠西駐車場
行 程:椎原峠西駐車場~鬼ヶ鼻岩~猟師岩山(折り返し)~唐人の舞~脊振山山頂(折り返し)~椎原峠西駐車場
標高1054.6m、佐賀県神埼市と福岡県福岡市との境に位置する『脊振山系』最高峰である脊振山は、昭和53(1978)年に日本山岳会から日本三百名山に選ばれた一つ。古くは霊山として多くの修行僧が暮らす山岳仏教の修験場であった脊振山系一帯では、今でもその痕跡が多く見られます。脊振山をはじめとしたいくつかのピークを結ぶ縦走コースとなっており、所々岩場はあるものの、季節によっては美しい植物も見ることができるため、登山初心者でも楽しく登れるコースとなっています。昭和50(1975)年に脊振山系である東の基山(404m)から西方の浮嶽(805m)まで約40kmにわたる尾根一体と北山ダム周辺を合わせて脊振北山県立自然公園に指定されました。
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行 程:九千部山駐車場~石谷山(折り返し)~九千部山駐車場
行 程:萬歳寺~九千部山展望台~石谷山(折り返し)~萬歳寺
行 程:御手洗の滝~石谷山~九千部山展望台(折り返し)~御手洗の滝
標高847.5m、佐賀県鳥栖市と福岡県那珂川市を跨る九千部山の山頂からは、北に博多湾、南に筑紫平野や有明海を望むことができます。山頂には弁財天の石の祠がまつられ、古くから霊山としてあがめられてきた場所です。石谷山や萬歳寺までのコースは比較的緩やかなアップダウンが続くことから初心者やファミリーにも好まれるコースとなっており、春はミツバツツジ、夏はヤマボウシやノリウツギなどの植物に出会え、秋は紅葉スポットとしても親しまれています。昭和50(1975)年に脊振山系である東の基山から西方へ、九千部山、石谷山、蛤岳、脊振山、金山、井原山、雷山、羽金山、女岳、浮嶽まで約40kmにわたる尾根一体と北山ダム周辺を合わせて脊振北山県立自然公園に指定されました。